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イコライザーとコンプレッサーの違い・順番を徹底解説!初心者必見の使い方ガイド

更新日:8月7日

DTM初心者や歌い手にとって「イコライザー」や「コンプレッサー」は、MIXの中でも最初につまずきやすいポイントです。


「使い方がわからない」「どっちを先に使えばいいの?」という疑問は、多くの宅録ユーザーが通る道。


本記事では、歌ってみたのMIXでよく使われるイコライザー(EQ)とコンプレッサー(Comp)の違い、効果的な使い方、順番、さらにはリバーブなど他のボーカルエフェクトとの関係性についても丁寧に解説します。


ボーカル処理に使うイコライザーの設定画面

イコライザーとコンプレッサーの基本


イコライザーとは?機能と役割を解説 

イコライザー(EQ)は、音の特定の周波数帯域をブースト(強調)またはカット(減衰)するエフェクトです。


たとえば、歌声のこもりを解消したいときはローカット、明るさを出したいときは中高域をブーストする、といった調整が可能です。


コンプレッサーとは?音量・圧縮処理の基本知識 

コンプレッサーは音量のばらつきを自動で整えてくれるエフェクト

大きな声を抑え、小さな声を持ち上げ、安定した聴きやすいボーカルに仕上げます。


歌い手・MIX師で必須の理由と歌ってみたとの関係 

これら2つのエフェクトは、歌ってみたMIXにおいて「ボーカルが埋もれる」「音がまとまらない」といった悩みを解決する必須ツールです。歌い手やMIX師にとって避けて通れない存在です。



イコライザーとコンプレッサーの違い

初心者向けに解説されたコンプレッサーの主要パラメーター

音質・機能・目的の違いを比較 

  • イコライザー:音の「質感」を整える 

  • コンプレッサー:音の「大きさ・安定感」を整える


ボーカルトラック処理時の役割・効果 

イコライザーで「聴きやすい音質」を作り、コンプレッサーで「一定の音量感」に整えるという順番が一般的です。


Mixやライブでよくある混同例と注意点 

EQとコンプを逆に使ってしまい「音がこもる」「変に圧がかかる」等のトラブルが起きがちです。



イコライザーとコンプレッサーの順番

EQとコンプのエフェクト順番を示した図解

エフェクトチェーンと順番の考え方 

基本は「EQ → コンプレッサー」。

EQで不要な帯域をカットし、その後のコンプ処理が無駄なく効くようにします。


イコライザー→コンプレッサー?逆は? 

場合によっては「コンプ→EQ」もアリです。

特に質感調整が最後に必要な場合には有効なテクニックです。


「コンプ いらない」問題と使い分け 

繊細なボーカルや弾き語りなど、自然さが大切な場面では「軽めのコンプ」や「ナシ」も選択肢になります。


SSLやWavesなど人気プラグイン例 

  • Waves R-Vox:初心者でも扱いやすく即戦力 

  • SSL Native Channel Strip:プロ定番、滑らかな質感に最適



イコライザーの使い方とおすすめ設定


ボーカルに最適なEQパラメーターと帯域別解説 

  • ローカット:80〜120Hzあたり 

  • 明瞭感:2kHz〜4kHzを軽くブースト 

  • サ行の耳障り軽減:6kHz〜8kHzの調整


ローカットやブーストの手順と注意点 

必要な音まで削りすぎない」「ブーストしすぎない」が基本。


失敗しないイコライジングのポイント 

一度に調整しすぎず、変化を確認しながら進めることがコツです。



 ボーカルコンプレッサー設定完全ガイド

自宅でマイク録音する歌い手の宅録風景

主要パラメーター(スレッショルド・レシオ・アタック・リリース) 

  • レシオ:2:1〜4:1程度が自然 

  • アタック:速めで滑らかにするか、遅めでパンチを残すかを選ぶ 

  • リリース:自然な音の余韻を考慮


 おすすめ設定例|歌い手向け・タイプ別(LA/オプト等) 

  • LA-2A系(オプト):ナチュラルで初心者向け 

  • 1176系(FET):パンチ感が強い歌声に最適


 『かけすぎ』の失敗例・ちょうど良いバランスの見極め方 

波形の潰れすぎや、サチュレーションの過剰発生には要注意。


コンプレッサーなしのケースは? 

あえてダイナミクスを残したいアコースティック系などでは、省略することもあります。



EQ/コンプ以外によく使うボーカル処理エフェクト


ディエッサー・リバーブ・サチュレーターなどの役割 

  • ディエッサー:サ行の刺さりを抑える 

  • リバーブ:空間感や奥行きの演出 

  • サチュレーター:アナログ風の温かさをプラス


ボーカルミックス仕上げの最終手順とコツ 

EQ→Comp→DeEsser→Saturation→Reverbの順。

使いすぎず、自然に仕上げるのがコツ。



歌い手・宅録初心者向けQ&A

ボーカルMIXで使用されるリバーブやディエッサーなどのエフェクト一覧

おすすめの無料&有料プラグインは? 

  • 無料:TDR Nova(EQ)、Molot(Comp) 

  • 有料:FabFilter、Waves、iZotopeなどが安心


DTM初心者に起こるトラブルと解決方法 

音がこもる=EQのカット不足」「音が割れる=コンプのかけすぎ」など、症状から原因を逆算しましょう。

 

目的・ジャンル別の処理ポイントまとめ 

  • ポップス:明瞭で艶のあるボーカル 

  • バラード:柔らかく温かい処理 

  • ロック:力強くパンチのある設定が鍵



イコライザーとコンプレッサー活用で最高のボーカルを


イコライザーとコンプレッサーは、ボーカルミックスにおいて欠かせない存在です。

「歌ってみた」を始めたばかりの方でも、基本をおさえれば自宅でも本格的なMIXが可能になります。


本格的に学びたい方は、プロから直接学べるDTMスクール「Music Hearts」もぜひチェックしてみてください。


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